Though I am a ghost, I am afraid of the dark

mmin2004-11-22

学童クラブで「デュオフェスティバル」という催し物があった。 学童クラブ父母会としてお手伝いに行かせてもらった。普段子供の面倒を看てもらっている施設、職員の方に少しでも役に立てればと思って親子で参加した。 わたしは「サイコロゲーム」の呼び込み、ちびっことマスターは、「おばけのシャテモグ屋さん」というもぐらたたきのもぐらがオバケで、たたくのではなく射的をあてるというかなり高度なゲームのお手伝いだ。
この「デュオフェスティバル」は、併設されている障害者の方々の福祉作業所との合同で行われる。 作業所で作成されている様々な品物も安く売られる。 ここは、一般の企業からの受託加工を10社くらい請け負っているとても忙しい作業所だ。いつもとても活気がある。 子供たちが、障害者の方々をやさしくゲームに招きいれたり、景品をもらってとてもよろこぶ障害者のかたといっしょに喜んだりしている。 初めて参加させてもらったけど、健常者と障害をもつ方がいっしょに協力していっしょうけんめいお祭りを盛り上げてる姿はとても感心させられるものだった。
ちびっこにもとても良い経験になったと思う。 みんなが恥ずかしがってやらなかった、おばけに変装してお客さんを呼び込む役もいやがらずに楽しそうにがんばっていた。
おかあさんも羞恥心をかなぐり捨て(もともとないけど・・)子供たちからわたされた幸せの黄色いスカーフを首にまいて、お客さんを呼び込む「サイコロゲーム、やりませんかぁ! 豪華商品があたりますよ〜! 外れてももれなく参加賞がありま〜す!」 声は枯れ、たちっぱなしで疲れたけど(年だし・・)家族で1つのことをやれてうれしかった。
子供は親だけでは、守りきれない。 地域の方たちがどこでどのように子供を守ってくれるかわからない。 なるべく地域に根付いた活動のお手伝いをさせていただき、子供たちがすこしでも安全な環境のなかですくすくと成長していくことを願ってやまない。
「ボクはオバケなのに、夜がこわ〜い♪」 オバケですら暗闇を怖がるような時代は、ほんとうに悲しい。