Waiting for your smile

mmin2004-09-03

米国オレゴン州の少年院では、服役中の少年少女ひとりに一匹づつ犬の世話をさせているそうだ。
其の犬たちは、飼い主に虐待され捨てられほったらかされた犬たちばかり、犯罪を犯した少年少女たちも又両親から虐待された経験をもつ子たちがほとんどであるという。
子供たちは犬の世話をすることで、自分が頼られ愛されていると実感し、癒され更正していく。ここを出所した子供たちは100%再犯することがないそうだ。
最近日本でも幼児虐待やいじめのニュースが相次ぐ、虐待するほうばかりがクローズアップされるけど、虐待された子供たちはこれからどうなってゆくのだろう。 ニュースを見るたび、子供の将来を思い、心が痛む。
自己が芽生えてきたちびっこについ感情的になってしまって「はっ」と我にかえることがたまにある。
疲れているんだろう、学校でいやなことがあったかもしれない、さびしい気持ちでいるのかも・・・相手の気持ちになって接していくことを忘れたとき、どこかでプツンと感情の糸がきれてしまうのだろうか?
一番愛されたい人から愛されないことを実感したら・・・どうなってしまうか想像がつく。 「孤独」が犯罪を呼ぶのなら、あまりにも悲しい現実だ。
  
子供を育てているつもりで育てられている、世話をしているつもりで癒されている、愛しているつもりで愛し方を教えられている事実。
だれかによって生かされているんだね。 ありがとう子供たち、ありがとうみんな。
一番幸せを感じるときは誰かの笑顔をみたとき、いつでもどこにいても誰かの笑顔を待ってる。
「君の笑顔」を待っているんだよ。