Eat like a bird

mmin2005-12-14

アメリカへ行っていつも憤慨させられるのは、あまりにも食べ物を無駄にする奴が多いこと。レストランで注文をするとき気をつけなくてはいけないのは、セットメニュー。
ひとつの料理を注文すると、サイドメニューがやたらと付いてくる。
スープかサラダ、フライドポテトかベークドポテト、濃い味付けがされたライスかパン、デザートに数種類のケーキかアイスクリーム!
「そんなもんはいらん! 注文したもんだけもってこんかいっ!」といっても最低山のようなフライドポテトかスープがだまって運ばれてくる。
結果全部食べきれずにほとんど残すことになってしまう。
写真のステーキもやっと半分食べ終えたところ。
「お残しはゆるしませんよっ!」で育ってきた私にはおさらに食べ物が半分以上残っている状態のまま「はい、捨てますよ!」という感じで下げられるのがとてもかなしい。
アメリカにいる間中、ほとんど言い続けられるのが、「Oh! You eat like a bird!」「もっと食べなさい。だからあなたはそんなに小さいのよ〜。」
「大きなお世話じゃい!」あんな大味でくそまずいものを食べ続けてビアダルみたいなおなかになるのなんてごめんだもんね。
日本人の繊細な舌にはとても受け付けられない食べ物ばかり。
それに日本の文化は食べ物を大事にする文化、器は小さく食べたければおかわりをすればいい、小鉢に盛られた美しいさまざまな食材の味の微妙なハーモニーを楽しみ味わいつくす。
味覚オンチで不健康、それでいて飽食。何度喉元まででて飲み込んだことか
「You Gluttony!」(あんたって大食いね!)
それでおなかがいっぱいになってしまうんだ。