Nightmare Before Chrismas

mmin2005-12-11

このFire Alarmが、午前2時半に鳴り響いた。 ダラス到着2日目の晩。 やっと時差ぼけが解消するところだったのに・・・
いくら火災報知機がなったとしても夜中の2時半にダラスのホテル・・部屋の外へ出る勇気がない、ドアを細めに開けて吹き抜けになっている下のホールを覗き込む。
何人かはドアの外に出て様子を伺っている。
「火事だったらど〜しよ〜・・でも外に出るのこわいよ〜」
10分ほどで音がとまり、ホテルからは何の情報もこない、フロントに電話をしても応答なし。 外にでていた人たちも部屋の中へ入っていった。「なんだ・・間違いか・・」
まったく人騒がせなとベットにもぐりこんでうとうとし始めて30分、またアラームのけたたましい音!「やっぱり火事だったんだ!」今度は覚悟をきめ、ジャケットを羽織ってパスポート、お財布だけポケットに詰め込み外へでた。 毛布をまきつけたまま出てくるおじさん、Tシャツとパンツだけの兄ちゃんたち・・「Heeeey!What's wroooong!!」
「火事なら火事で非難しろとか言ってくれよ!」こんなとき判断を迷うと大変なことになるんだなぁとつくづく思ったね。
ホテル側が動かないので、客は大騒ぎ。 ホテルの反応のなさに頭にきてマネージャーブースに電話をかける。 運よく電話を取ってもらえた。「何かあったのですか? 火事ですか? わたしたちは安全なのですか?」
「はい、だいじょうぶです。火事ではありませんので、ただお客様でおひとりちょっと問題のある方がいらっしゃって・・・今対応しておりますので、安心してお休みください。 それでは・・・」ガチャンッ!
安心して眠るどころじゃなかった。 それから30分おきに警報機がなりつづけ、宿泊客全員眠れない夜をすごした。
結局、禁煙室の煙探知機の下でたばこをすっていた客が、警報機がなったのであわててその警報機を壁からひきちぎったのが原因だったんだって! いろんな人がいるもんだ・・
次の日、会社のディレクターオフィスにさんざん文句を言った。
会議から帰ったら、ホテルの部屋にワインが届いていた。 一泊分もただになった。
これって得したのかなぁ・・・
アメリカへくるとこんな目に会ってばかりのわたしです・・・