TOKYO CATS

mmin2004-11-19

新宿にはネコが多い。 自転車で会社へ向かう道のそこらじゅうにネコがいる。
ちびっこを連れて通っていたころは、猫が大好きなちびっこのおかげで帰り道のあっちこっちで止まって「猫ちゃん」たちに挨拶するので家に帰りつくまでがほんとに大変だった。飼い猫もいるんだろうけど、ほとんどが野良ちゃんたち、都会の路地裏でたくましく生きている。

別府では、「ミミちゃん」という猫を飼っていた。 男の子なのに「ミミちゃん」、三本足の猫。 交通事故で足を轢かれていたところを、アマンダに助けられた。 せまい学生アパートでないしょで飼っていたけど、卒業で北京へ帰らなければならなくなってうちにおいていった。 うちへ来てからは、ほとんどが放し飼い状態、餌をねだりに帰ってくる以外は自由に外で遊びまわっていた。 東京へは連れてこれなかったので、「野良猫」にもどってしまった。 ときどき向かいの家の人が餌をあげたりしてくれてるらしい。
飼い猫でいたほうがよかったのか、気ままな野良猫くらしが幸せなのか、今でもわからないけど、東京で猫をみるたびに「ミミちゃん」を思い出す。
ビルの谷間で必死に生きる猫たち、裏のテニスコートでじーっと月を眺めていた「ミミ」
別府の野良猫暮らしのほうがずっと「上等」だとわかってるかなぁ。