Asian Cuisine

新宿のアイランドタワー内に「スパイシーロード」というレストラン街がある。 多国籍料理店を銘打って、中華、インド、インドネシアベトナム、韓国、レバノン等のアジアンレストランがワンフロアーにひしめき合っている。
レストランで働いている人たちも又、各国の民族衣装をきたアジアンである。
ここのめちゃ辛四川麻婆豆腐(ほんとうに辛い! いままで生きてきてこんな辛いものは食べたことがないというくらい・・・)とインドカレーにはまって、週に1回は通ってしまう。 
スパイスは、肉や野菜の臭みを消したり、色づけすることが目的であると同時にアジアでは医薬品と考えられている。 まさに「医食同源」たくさんの薬効成分が溶け込んだ食べるお薬なのである。
代表的な唐辛子は、新陳代謝を活発にし、消化不良、食欲不振、血行不良、神経痛、肩こり、カレーにはいっているターメリックは皮膚の疾患や糖尿病関節炎などに効くんだそうだ。
他に、コリアンダーはアレルギーに、クミンは、胃痛の薬。
インドからたくさんの仏典と経典を持ち帰った三蔵法師は又、医薬の知識も豊富であったという。多分彼は、シルクロードに沿って生薬を運んできたのだと思う。
シルクロードの別名がスパイシーロード、東京ではこんな風なアジアンレストランが、とてもはやっている。 いかに病んでいるかの証明のように。
かくゆう私も、汗をかきかき激辛フードをかっ込んで、頭と体に刺激を与えないとどうにも一週間を越せない。 壮大なシルクロードの味を楽しむなどという感じとはほどとおいので「トホホ」なのである。