Is there a ghost?

mmin2004-10-27

「おばけっているの?」 寝る前にちびっこが不安そうに聞く。 幼い頃は意味もなく暗闇がこわい。 何かいるような気がするとトイレにもいけない。 「おばけなんていないよ。」と安心させてあげるけれど、今はやりの「ほんこわ(ほんとうにあった怖い話)」(怖くて見たことないけど・・)にあるように霊体験をしてる人は世の中にたくさんいるみたい。 わたしも数度遭遇がある。この世には人間の常識では知りえない世界が存在するのだろうけど、ちびっこには理解することはむずかしいと思って「おばけなんていないよ。」とつい答えてしまった。 昨日 学校から帰ってきて、「ねえ ママ 座敷童子って知ってる?」と聞く、「知ってるよ。子供のおばけだよ。」 「ふぅ〜ん、でも昨日ママはおばけなんていないっていったじゃない。座敷童子もいないの?」「・・・・」きびしいつっこみ・・もう子供でもごまかしが利かない年齢になってる。 「おばけにはねぇ、いいおばけとわるいおばけがいるらしくてぇ、座敷童子は、家を守ってくれるいいおばけ・・おばけって言うより 子供の神さまかなぁ・・だから、ママはおばけはいないと思うけど、いいおばけはいてもいいかなって思ってるんだ。それに座敷童子は、昔の着物を着たかわいい男の子らしいよ。」「へぇ〜 お友達になれるかなぁ」 
学校では、友達が昔死んだ犬が天井に写ってたとか、車のなかから赤い光る玉をみたとかいう話でもちきりで、「トイレの花子さん」も相変わらずまだ学校に出没しているらしい。子供はこわいくせにこわい話が好きだ。  わたしの小学生時代も「こっくりさん」とかがはやったり、古い空家にきもだめしにいったりした。上の兄ちゃんたちもこわいこわいと言いながら、ゾンビもんの映画などを一時期凝って見ていた。 時代が変わっても子供の興味の対象ってあんまり変わらない。 でも、いたずらが高じてほんとうに怖い思いをしたことがあったりしたので、やっぱりちゃんと時期をみて話しをしてあげよう。 それより、生きてる人間のほうがほんとうに怖くて悪い人がいるっていうのを教えるのがむずかしいんだなぁ。