Life in Tokyo

mmin2004-08-17

大分から東京本社へ転勤が決まったとき、まず「東京って住めるの?」って思った。
東京はとっても人が多い、どこからこんなに人が沸いてでてくるんだろうというほどビルの何十階でもごみごみした路地裏にもうじゃうじゃいる。
「こんなに人がいたらぜったい住むところなんてないに違いない!」と思ってた。
実際 家を探しにいってみると大分と同じ条件で探す、となると都心から電車で1時間半は離れる。 自転車で駅まで・・もしくはバスに10分ほどのって駅まで・・満員電車に1時間・・・マイホームを郊外に持った同僚は、こんな通勤は当たり前だという。
  「そんな・・(絶句)」
ちびの通う幼稚園だって探さなきゃいけない、お迎えだって6時までにいかなきゃいけない、だったらやっぱ通勤時間は30分以内じゃなきゃ間に合わない!
それよりもう「満員電車」なんかにゃ乗れるわけないじゃぁあ〜りませんか!
必死でNETにかじりつく毎日・・「通勤時間 30分以内、幼稚園・学校・買い物近し、空気が比較的きれいで緑多し!」 「う〜ん・・何この値段!(発熱)」
それでも最後の最後まで足が棒になるほど新宿近辺を歩き回った。
人間あきらめが肝心なんていうけど、ぜったいあきらめない方が良いことが
ある。 
西新宿の高層ビルを臨みながら、そこだけぽっかり取り残された「下町」風情 二宮金次郎銅像がたっている小学校、土の園庭の幼稚園、うっそうとした神社の杜、昔ながらの「商店街」・・・やっと見つけたよ〜(泣)
もよりの駅は丸の内線「中野新橋
電車もバスも便利でオフィスまで20分だけど、ママチャリで爆走10分通勤!
・・ もう早いもので引っ越して1年・・良くもったもんだ。
なんとかやれたのは中野新橋という思いやりのある町のおかげ・・
この町の同情なしで今のわたしの東京くらしは成り立たないと思っている。